間取り外観、キッチンや壁紙などにはとことんこだわりを詰めている方が多いことと思います。
建具ってどうでしょうか?
人によっては二の次、三の次になりがちな箇所かと思います。
確固たる理想や知識がないとなかなか自分で決定するのは難しい部分ですよね。
それが故にIAさんたちがいるわけですが。
こんなふうにしたいけど、だからといって何を選べばいいのかわからないってのが素人たる所以ですね。
私は絶対にこれ!と決めていた内容以外はゆるゆると決めてしまったので後からの公開ポイントが多いのですが、ドアについてだけは違います!
ということで、今回はタイトルにある通り、ハイドアについて語りたいと思います。
ハイドアとは天井まであるドアのことです!
ハイドア信者になったきっかけ
とある住宅展示場で、展示場だから広いという理由を抜きにしても、家そのものが大きく見えて、家の中ではないようないい意味での違和感を覚える。
ふと気づくとドアがやたらと大きいことに気づく。
ドア一つでこんなにも違うものかと感動を覚える。
その後、ハウスメーカーで話を聞くときはハイドアを採用できるかを必ず確認するようになる。
ちなみに機密性で有名なハウスメーカーはハイドアの採用が不可でした。
ハイドアで得られるの効果
※こちらの画像は分かりやすい例として神谷コーポレーションHPよりお借りしてます。
•視界スッキリさせ洗練された空間になる
•空間を広く見せる
この二つが最大の効果でありメリットです。
画像を見れば一目瞭然ですよね。
•視界スッキリさせ洗練された空間になる
無駄なラインが1本減るのでスッキリした視界になります。
•空間を広く見せる
視界がスッキリする、すなわち広く感じます。
なんて素敵なメリットでしょう!
デメリット
•タイプによっては音や隙間風が気になる
•下がり壁がなくなるので強度が下がる
•ドアが長くなった分反りやすくなる
•金額アップ
一つ一つ見ていきましょう。
•タイプによっては音や隙間風が気になる
なぜかというと、枠がないタイプがあるからです。
通常のドアだと枠があるので隙間が減ります。
ですが、フルハイドアになると枠がなくなるのでその分隙間ができ、音や風を通しやすくします。
•下がり壁がなくなるので強度が下がる
壁がなくなるということは支えがなくなるといことですから、強度は下がります。
•ドアが長くなった分反りやすくなる
木材でできている場合はこれに該当します。
通常のドアですら、不具合の原因は反りがほとんどらしいので、長くなった分リスクは増えます。
•金額アップ
ドアが大きくなった分、使用が通常と異なる分、金額アップします。
デメリットはないわけではないので、気になる方はハウスメーカーや工務店に商品や適応性など細かく確認した方がいいです。
実際に家に採用した感想
壁とともにドアがそびえ立つように設置されてることで天井が高くなったような気がします。
視界を遮るものがないので本当にスッキリ広々見えます。
ドアの周りだけですけどね。
ドアがないところはその効果は得られません。
でも、ドアの周りだけは立派な家に見えます。
肝心の音や隙間風ですが、するかしないかでいえば音はします。
隙間風はまだ冬を越していないのではっきりとはお伝えできないのですが、気温の低い日でも隙間風はあまり感じてません。
結果、ものすごく気になるかといえば気にするほどではないです。
少し話がそれるのですが、我が家はリビングドアと2階トイレ以外引き戸です。
引き戸の方は基本的に音や隙間風、光が気になります。
というのも、上下ではなく左右に隙間がすごいです。
これはハイドア云々だけではないと思うのですが念のためお伝えしておきます。
なので、少し感じる音や隙間風はこの左右の隙間が大半を占めていると思います。
デメリットで挙げられていた強度についてですが、柱や壁を最低限に抑えられるのが鉄骨のいいところであることを考えると、下がり壁の有無は多少はあるでしょうが、そこまで強度に左右されないと考えます。
むしろ、これでどうにかなってしまうのであれば、鉄骨のメリットは崩れ去ってしまうのではないかと思うのでヘーベルハウスなら気にしなくていい要素だと素人ながらに思います。
金額アップはしましたがハイドアにはその価値があります!!
空間を広く見せる、かなり少なくとも合計で1坪分くらいは広く見せる効果があると思う。
それが、12000円✖️ドアの数で手に入る。
うちの場合はドア8枚なので96000円
坪単価が80万とか100万なことを考えたら、支払い金額に対して得られる効果はすごいお得です。
この件でちょっと何言ってるのかわからない、って人は住宅展示場を改めて確認してみてください。
まとめ
とにかくスッキリした空間にしたい人、狭い空間を少しでも広く見せたい人には絶対オススメです!
もちろんデメリットもないわけではないので、採用を考えてる人はご自身の中で精査する必要があります。
ですが、デメリットを踏まえても視覚効果については声を大にしてオススメ!と言えます。
ハイドア採用によりちょっとリッチな空間になったと実感しています。
私の写真技術でお伝えできないのが悔しいです。
最後にもう一度、ハイドアオススメです!
お読みいただきありがとうございました!
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